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由宇町は、錦帯橋で名高い岩国市に隣接するとともに、広島市からも車で1時間程度の位置にあり、江戸時代より北前船の寄港地であり、その建造や修理が行われていました。 明治のはじめごろは、由宇は、近くの村を結ぶ交通の中心であり、米・木材などを由宇港から運び出していました。また、由宇の港は、瀬戸内海一のよい港といわれ、たくさんの帆船が活躍しており、九州から兵庫へ米を運んだりしていました。 その後に帆船に焼玉エンジンをのせた木造船などが作られており、古くから海や港に深くかかわっています。 |
由宇町は、瀬戸内海のよい漁場に恵まれ、20人くらいが漁業の仕事をしています。主に獲れる魚は、エビ、タイ、カレイなどで広島方面に送られています。 由宇町で行われている魚の獲り方は、主に「底引き網」です。そのほかに、「刺し網」「吾智網」「一本づり」などがあります。 「底引き網」は、ふくろになった網を海底に入れ、船で引っ張ります。網を投げ、海底で網を引き、その網を船に上げるまでの一連の作業に1時間30分ぐらいの時間が必要とされ、主にエビ・カレイ・カニ・とり貝などが獲れます。かつてはいりこがたくさん獲れていましたので、いりこの加工も行われ、「由宇いりこ」として重宝されていました。 |
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